2015年 09月 05日
引き続き、「エーゲ海クルーズとギリシャ旅行(3)」をご覧ください。 8月01日(土) 早朝、トルコ・クシャダスに入港し、オープショナル・ツアー「エフェソス遺跡の観光」に参加しました。 2006年3月、トルコを旅した時、エフェソスのローマ時代の遺跡を見て感動した記憶があり、もう一度見たいとの強い思いで、このオプショナル・ツアーに参加しました。 クシャダス入港風景 エフェソスに向けて出発するバスの車窓風景 エフェソスへ行く途中、山麓からの風景 眼下にセレスティアル・オリンピア号を望むことが出来ました。 エフェソス遺跡 エフェソスは、アルテミス崇拝で知られたギリシャ人都市であったが、後にキリスト教を受容し、新約聖書にもエフェソスの信徒への手紙として残されています。紀元前2世紀に共和制ローマの配下に入り、小アジアの西半分を占めるアシア属州の首府とされました。共和制ローマ最末期に第二回三頭政治の一頭として権力を握ったアントニウスがクレオパトラと共に滞在した地としても知られています。また、イエスの母マリアが使徒ヨハネとともに余生を送ったところとも伝えられています。現在は遺跡として残っているだけです。もとは港湾都市でしたが、土砂の堆積により海岸から遠く離れてしまいました。2015年に世界遺産に登録されました。この遺跡を見るとローマ帝国の偉大さをつくづく感じさせられます。 エフェソス遺跡の入場口付近の風景 ヴァリウスの浴場 円柱群 オデオン(音楽堂) プリタネイオン メミウスの碑 ドミティアヌス神殿とポリオの泉 勝利の女神ニケのレリーフ 羊の頭の彫像およびレリーフ 羊と羊飼いのレリーフ ハドリアヌス神殿 トラヤヌスの泉 公衆トイレの構造と便座 クレディア通りと周辺の遺跡類 クレディア通り周辺に屯する猫たち セルスス図書館の建物と彫刻群 マゼウスとミトリダテスの門 商業アゴラ遺跡とアーチ状の門 娼館の跡 大理石通りの列柱 大劇場 アルカディアン通り(港通り) 出口へ続く松並木 出口付近にいた餌を貰う猫たち エフェソス遺跡を見学した後、クシャダスの港に戻ってきました。船に戻るまで少し時間があったので、バザールを散策しました。 クシャダスのバザール風景 バザールの街並と商人たち 店頭に並べられたTシャツ 屋外で飲食している街の人々 路上でフレッシュジュースを販売している屋台 カラフルに塗装された石段のある風景 店先で、絨毯を織っている女性 バザールを散策中、二人の織女に会いました。 店先で寝そべっている犬 暑さにほとほと参っているようでした。 クシャダスの風景 丘の上に建てられた建国の父・アタチュルクの像 クシャダスの要塞 14世紀にギュウルジン島を利用して建造された要塞と言われています。 クシャダスの街並 クシャダスを出港し、次の目的地・パトモス島に向かいました。 パトモス島入港後、シャトル船に乗り換えてスカラの港に上陸しました。私たちは、オプショナルツアーに参加し、聖ヨハネ修道院とヨハネが黙示録を書いた洞窟を訪れました。 パトモス島へ向かうシャトル船から見た風景 パトモス島 この島が有名なのは、ローマ人に追放された聖人ヨハネが流された場所といわれているからです。この島の洞窟で暮らしている間、彼は天啓を受け、聖書の黙示録を書いたとされています。丘の上に立つ聖ヨハネ修道院と洞窟は、世界遺産に登録されています。 海上から見た聖ヨハネ修道院 山上にある修道院に向かう山腹から見た風景 バスを降りた後、暫らく石畳の坂道を登り、修道院に到着しました。 坂道を登るガイドさん 聖ヨハネ修道院 修道院の内部風景およびフレスコ画 修道院内にいた猫 修道院からの眺望 ここからは、島全体の様子や3台のギリシャ風車を見る事が出来ました。 聖ヨハネ修道院を見学した後、バスの駐車場まで坂道を下りました。その途中の店や店先に展示されていた品々が面白くカメラに収めました。その後、聖ヨハネが暮らした洞窟に向かいました。 聖ヨハネが暮らした洞窟 洞窟内は撮影禁止のため残念ながら写真はありません。 洞窟への入場口 洞窟への階段 パトモス島の山道で見つけた猫たち スカラの港に戻り、周辺の商店街を散策しました。 スカラの商店街や屋外喫茶店 スカラの街の正教会 スカラの港近くにあったギリシャ国旗と胸像 スカラの散策を終え、シャトル船でセレスティアル・オリンピア号に戻りました。 乗船したシャトル船 シャトル船から撮影したパトモス島の夕景 以上で、「エーゲ海クルーズとギリシャ旅行(3)」を終了します。 引き続き「、「エーゲ海クルーズとギリシャ旅行(4)」をご覧ください。
by mda-vinci
| 2015-09-05 14:59
| 海外旅行
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