2011年 01月 11日
引き続き「イタリア旅行(4)」をご覧ください。 12月26日 ナポリ市内観光の後、ポンペイに向かいました。 ポンペイは、紀元前8世紀に建設された商業都市。紀元前4世紀に古代ローマの支配下に入りましたが発展を続けていました。西暦79年、ヴェスヴィオ火山が噴火し、一瞬の内に灰の中に埋もれ、忘れ去られてしまいました。1748年、ナポリ王のカルロス3世が発掘して、当時の街が遺跡として蘇りました。円形闘技場やアポロの神殿、野外劇場、音楽堂、公衆浴場や大邸宅、さらには娼婦の館まで残っていることが判明しました。犠牲者の姿もその時の状況そのままに再現されています。 ポンペイ マリーナ門 今回、この門から入場しました。石畳の坂道を登りきるとフォロ(公共広場)に出ます。 マリーナ通り フォロ(公共広場) アポロの神殿とアポロのブロンズ像 太陽神アポロを信仰していたようですね。 フォロで記念写真を撮っている家族連れ 遺跡の写真を摂っていたご婦人 フォロ周辺の建物群 フォロの浴場 サウナ風呂の部屋 部屋の風景 壁面の装飾レリーフ 壁に取り付けられた彫像 発掘されたミイラ 頭蓋骨と歯は綺麗に残っています。この残っていたところから石膏を流し込むことにより、人間の姿を忠実に再現できたとのこと。 ポンペイの石畳の道路 道路脇に設置されていた水道設備の遺構 駒繋ぎ石 道路脇の石に穴をあけ、綱を結えられるようになっています。 馬車の轍の跡 この轍の幅が、新幹線などの広軌道と同じだと言う説明がありました。 遺跡越しに見るヴェスヴィオ山 山頂付近は、雪をかぶっていました。 ファウノの家 紀元前2世紀に建てられた大豪邸。ローマ将軍の甥の大豪邸? アトリウムには家の由来となった「踊るファウノ」のブロンズ像があります。 モザイク画 猛犬注意のモザイク画 戦闘シーンのモザイク画 このモザイク画は、構図と言い、その迫力と言い素晴らしいの一言! 鳩が真珠を箱から銜え出しているシーン 見事なモザイク フレスコ画 狩猟している時の絵 娼婦の館の壁に描かれた絵 パン屋の石臼とかまど 居酒屋の遺跡 剣闘士の訓練所と宿舎 大劇場と小劇場 ポンペイの城壁 アルベロベッロへの途中の風景 ポンペイ見学後、アルベロベッロへ向かいました。 アルベロベッロ 到着後、夜のアルベロベッロの観光に出掛けました。 紙気球、空に! 公園で紙気球を飛ばしていました。熱気球と同じ原理で、火を焚き空気を軽くした後、紙気球は空に飛んで行きました。初めての経験で、早速カメラに収めました! 火を点けた瞬間 火をつけ終わって、状態をチェック中 飛ばすため、手を離した直後 空に飛んでいく紙気球 アルベロベッロの夜景 ポポロ広場の展望台から見た眺望 ここから沢山のモンティ地区のトンガリ屋根(トゥルッリ)が見えます。一部では、イルミネーションをした家なども見えます。 モンティ地区のトゥルッリの家 この地区には1000軒以上のトゥルッリが残っているそうです。 壁面にキリスト誕生の絵が描いてあるトゥルッリの家 屋根に描かれた神秘的な絵は、魔よけとも神の加護を請うためのシンボルとも言われています。 ライトアップされたトゥルッリが印象的でした。 おとぎの国に迷い込んだような錯覚を覚えながら歩いているツアーメンバー 屋根周りをイルミネーションで飾りつけた家 サンタントニオ教会 この教会の屋根もトゥルッリを模した様式になっていました。 12月27日 今日は、トゥルッリのアルベロベッロ、洞窟住宅群のマテーラを見学した後、ナポリに泊まります。 アルベロベッロ 朝、すぐ近くのアルベロベッロの駅に行き、電車を見てきました。 アルベロベッロ駅 非常に小さな駅舎でした。駅のベンチに腰かけていたご婦人に「ボン・ジョルノ」と挨拶したら、にっこり笑ってくれました。挨拶は大切ですね! 駅舎に向かうご婦人 待合室で写真撮影に応じてくれたご婦人たち 電車を待っていた二人のご婦人たち 2輌連結の電車とプラットホーム アルベロベッロ散策 最初はアイア・ピッコラ地区、その後モンティ地区を散策しました。 ポポロ広場の展望台からの眺望 昨夜は暗くてはっきり見えませんでしたが、トゥルッリのトンガリ屋根が林立して見事な光景でした。 アイア・ピッコラ地区 現地ガイドはこの地区の出身で、案内時知人に会い言葉を交わしていました。 この地区にはプレゼピオに使用した藁が大量に残っていました。 アイア・ピッコラ地区からみたモンティ地区のトゥルッリのトンガリ屋根群 人引き車と自動車が同居する風景 竃から出る煙が、人の実生活を肌身に感じました。 トゥルッリとピナクル ピナクルとは屋根の上に乗っているお椀のような小尖塔で、家毎にいろいろな形があるそうです。 トゥルッリの内部構造 モンティ地区 両地区の谷間から見た教会とトゥルッリの家 坂を荷物を担いで登る人 サンタクロースが手摺にぶら下っていました。 坂道の両側に並ぶトゥルッリのトンガリ屋根の家 サンタントニオ教会の紙製のプレゼピオ 昨夜も撮影した絵の描かれたトゥルッリ トンガリ屋根越しに見た教会 石畳の坂道 店先に佇む店の主人 なかなか決まっていますね! ホテルに戻る途中で遭遇した風景 母親に了解を貰って撮影しようとしたら、恥ずかしがってこちらを向いてくれなかった可愛い女の子 ホテルへ戻る道を教えてくれた人 お礼を言ったら「プレーゴ(どういたしまして)」が返ってきました。 女性の手の形をした扉の取っ手 ホテルに戻った後、次の世界遺産マテーラへ向かいました。 以上で、「イタリア旅行(4)」を終わります。引き続き「イタリア旅行(5)」をご覧ください。
by mda-vinci
| 2011-01-11 18:59
| 海外旅行
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2019年 12月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 10月 2018年 04月 2018年 03月 2017年 10月 2017年 08月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 08月 2016年 05月 2016年 03月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2013年 09月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 01月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||