2011年 01月 04日
2010年12月21日から10日間のイタリア旅行に行ってきました。今回も思い出に残る素晴らしい旅でした。 この旅行で撮影した写真を本ブログに掲載します。よろしければご覧ください。少しでも楽しんでいただければ、こんなに嬉しいことはありません。 旅行スケジュールは下記の通りです。 12月21日 空路ローマへ ローマ着後バスでカレンツァーノへ デルタホテル泊 12月22日 フィレンツェ観光:ミケランジェロ広場、ヴェッキオ橋、ウフィッツィ美術館、ドゥオモなど観光後、メストレへ スマートホテルホリデイ泊 12月23日 ヴェネツィア観光:サン・マルコ大聖堂、サン・マルコ広場、ドゥカーレ宮殿、ヴェネツィアングラス工房、ゴンドラ遊覧など その後、ヴェローナ観光 イデアミラノサンシーロホテル泊 12月24日 ミラノ観光:スフォルツェスコ城、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会、スカラ座、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリア、ドゥオモなど ピサ・ラパーチェホテル泊 12月25日 ピサの斜塔など観光後、ローマへ ローマ観光:ヴァチカン・サン・ピエトロ大聖堂、コロッセオ、トレヴィの泉、スペイン広場など ポメツィア・パレスホテル泊 12月26日 ナポリおよびポンペイ遺跡観光後、アルベロベッロへ 夜のアルベロベッロ散策 アストリアホテル泊 12月27日 アルベロベッロ観光後、マテーラへ マテーラ観光:洞窟住居群など ナポリ・ラマダホテル泊 12月28日 アマルフィ海岸ドライブ:ボジターノ展望台、エメラルドの洞窟、アマルフィ散策など ポメツィア・プレジデントホテル泊 12月29日 ローマ空港から帰国の途へ 12月30日 早朝、成田国際空港着 《写真集》 12月22日 今日からイタリアの10箇所の観光地を巡ります。最初はフィレンツェ観光ですが、朝から雨模様で、心は少し湿りがち。「雨もまた好し!」と気持ちを切り替えてホテルを出発しました。 ミケランジェロ広場 ここから、フィレンツェの街並みを一望することが出来ます。ドゥオモとアルノ川が眼下に見えます。 広場に立つダヴィデ像とドゥオモの円蓋 ダヴィデのブロンズ像 実物のダヴィデ像はアカデミア美術館にあります。 広場から見たフィレンツェの街並 眼下にアルノ川、眼前にドゥオモとヴェッキオ宮殿が目に飛び込んできました。 サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会(ドゥオモ)のクーポラ ヴェッキオ宮殿 14世紀初頭のゴシック建築で、高さ94mの鐘楼を持つ。現在も市庁舎として使われています。 ヴェッキオ橋 14世紀半ばにアルノ川に架けられた最古の橋。かっては肉屋等が並んでいましたが、フェルナンド一世が異臭を嫌って店を撤去させ、金銀細工師が集められたという。 ヴェッキオ橋へ行く途中の風景 雨後の濁流流れるアルノ川 サン・ニッコロ橋の橋脚付近に霧が棚引いていました。 国立図書館前で朝の挨拶を交わしていた人たち ヴェッキオ橋 橋上の建物の最上階は、宮殿から邸宅までの護身用通路として利用されていたそうです。 ウフィツィ美術館側から眺めた外観 橋上の金細工店の開店風景 雨戸を上げて、開店の準備をしていました。 橋上の石畳と金細工店 ウフィツィ美術館 館内の美術品の写真撮影は禁止。窓からの外の撮影のみOKでした。フランスとは考え方が違うようです。 美術館の外観 この中で、ルネサンス期の絵画芸術の最高傑作を見ることが出来ました。ボッティチェッリ「春」「ヴィーナスの誕生」、ダヴィンチ「受胎告知」、ラファエロ「ヒワの聖母」など レオナルド・ダ・ヴィンチの像 ウフィツィ美術館の窓から見た風景 美術館の中庭 前方にヴェッキオ宮殿の鐘楼とドゥオモのクーポラが聳えていました。 ヴェッキオ橋と護身用通路 ドゥオモ周辺の風景 サン・ジョヴァンニ洗礼堂 フィレンツェの守護聖人の聖ジョヴァンニに奉げる為11世紀に建てられた八角堂 ギベルティ作の東の扉「天国の門」が有名。 ミケランジェロが「天国の門」と絶賛したギベルティ作の洗礼堂の門 ジョットの鐘楼 ジョットが弟子のピサーノと設計し、14世紀末に完成。 色大理石の外壁と繊細なレリーフが実に美しい! ドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会) 1436年に名建築家ブルネッレスキが完成させた。この巨大な円蓋(クーポラ)は彼の死後ミケランジェロが1471年に完成させたもの。 鐘楼越しに見たドゥオモ 大クーポラの外観と内部 色大理石の外壁のと装飾 ドゥオモの内部風景 ドゥオモの内部で献灯する女性たち シニョーリア広場 14世紀に整備され、噴水やダヴィデなどの彫刻群があり、最も美しいと賞される広場。「シニョーリア」は政庁の意味で、メディチ家の式典や処刑が行われた処。 海神ネプチューンの噴水とコジモ1世像 ダヴィデ像 今、実物はアカデミア美術館に収蔵されているが、本来この広場に置かれていたミケランジェロの最高傑作の複製。4mを超える大きな彫像で26歳の時の作品。 その他の彫像 フィレンツェの路地風景 雨に濡れた石畳の路地が、強烈に印象に残りました。 路地で見かけて今風の髪型の男の子 サンタ・クローチェ教会周辺の風景 サンタ・クローチェ教会は、フランチェスコ派の壮大な教会で、ダンテをはじめ、この町ゆかりの偉人たちの墓碑や記念碑が276基も収められているそうです。 教会前広場から見たサンタ・クローチェ教会 雨に濡れた広場の石畳に教会の影が投影していました。先日降った雪が少し残っていました。 広場を走りすぎた若者たち 駒繋ぎの鉄輪 広場周辺の建物の壁に馬を繋ぐための鉄輪が沢山残っていました。 広場の片隅で何事か談笑しているご婦人たち 足元の水溜りに教会の一部が映り込んでいました。 彫像越しに見上げるサンタ・クローチェ教会 教会の彫刻された木造扉 広場のベンチに一人ぽつねんと座っていた観光客 教会側から見た残雪の広場 国立図書館 サンタ・クローチェ教会から駐車場へ戻る途中で見た国立図書館 12月23日 ヴェネツィアを散策します。 水上バスでサン・ザッカーリアへ 水上バスから見た雨に煙る風景 サン・ジョルジュ・マジョーレ教会 サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会 水上バス到着前のサン・ザッカーリア周辺の風景 ドゥカーレ宮殿 814年に造られた総督の城をもとに建設、その後改築を繰り返し15世紀前半に完成。ヴェネツィア派巨匠による豪華な壁画や天井画が素晴らしい! 回廊に雨宿りしている鳩たち 雨のドゥカール宮殿 宮殿の円柱飾り 宮殿の装飾された壁面 翼を持ったライオン ヴェネツィアの守護聖人、聖マルコのシンボルが翼を持ったライオンであることから、ドゥカーレ宮殿にもこのマークが使われています。 ため息橋 ドゥカーレ宮殿と牢獄(囚人の館)を結ぶ石橋で、有罪を受けた囚人がこの橋を渡る時ため息をついたことから名付けられたと言う。 囚人の館の鉄格子 ドゥカーレ宮殿と隣り合わせに建つ「囚人の館」の頑丈な鉄格子に驚嘆し、カメラに収めました。 サン・マルコ大聖堂 町の守護聖人、聖マルコの遺骨を祀るために11世紀に建造。壁面は金箔のモザイクで埋め尽くされ、驚嘆すべき荘厳さである。 サン・マルコ広場 冠水前後の広場の様子を本ブログに掲載します。 冠水前のサン・マルコ広場 冠水後のサン・マルコ広場 水の中を手車で運搬する人 水の中を歩いて渡る人たち 冠水した水上で遊ぶ鴎 観光客は仮設の足場の上を歩いてサン・マルコ大聖堂の見学に行っていました。 押し寄せる海水 ゴンドラの繋留されている岸辺をひたひたと海水が上がってきています。何か不気味な気持ちに襲われました。 雨中のゴンドラ遊覧 雨にも拘らず、ゴンドラ遊覧を楽しみました。 船着き場の運河を進むゴンドラ 雨の中、大運河を行くゴンドラ ゴンドラから見た雨に煙るサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会 ゴンドラ越しに見るサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会 遊覧を終わり、船着き場へ 運河に架かる橋を荷物車で苦労しながら渡っている人がいました。 ヴェネツィアン・グラス工房 ガラス工芸職人の技 ガラスの壺を製作中 ガラスの壺が完成 完成した馬と使用した工具類 冠水した商店街の風景 昼食を食べる予定の店の路地も冠水し、長靴でない行けないとの連絡があり、急遽「使い捨て長靴」を購入し、レストランに向かいました。 緑の使い捨て長靴をはいて冠水した路地を進む観光客 諦め顔の商店主 カメラを向けるとこんなポーズをして協力してくれました。 グラッツェ! やるね!ヴェネツィア魂 冠水した路地でも商売をやっていました。 サンタクロースは綱にぶら下って避難?! この路地は、冠水せず長靴の必要性は無いようですね! そう言えばもうすぐクリスマスですね! 昼食が終わっても冠水状態は続いていました。 帰路の商店街風景 運河と路地の境目不明! 冠水した路地は、運河との境目が判らず困っていました。 さまざまな観光客 長靴、使い捨て長靴、長靴を履いていない人が仮設の足場を渡って行きました。 帰路の船着き場近傍の風景 帰りを急ぐ観光客 カモメ飛翔! カモメもこの雨の中、巣に帰るのかな! 乗船を急ぐ観光客 こうして、雨と冠水のヴェネツィア散策は終了しました! 以上で「イタリア旅行(1)」は終わります。引き続き「イタリア旅行(2)」をご覧ください!
by mda-vinci
| 2011-01-04 11:17
| 海外旅行
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