2007年 12月 06日
12月1日から2泊3日で彦根、近江八幡、湖東三山の旅を楽しんできました。 この旅行は、毎年開催している写真仲間との撮影旅行です。今年は、10人で出かけました。 前2日は快晴でしたが、3日目は朝から雨降りとなりました。しかし、この雨が素晴らしい紅葉の写真をものにする絶好の機会を与えてくれる「恵みの雨」になったのです。 今まで、沢山の紅葉を見てきましたが、雨に濡れた紅葉は「椛」の字通り、最高の美しさでした。雨、万歳!です。 旅行日程は、下記の通りです。 12月1日 朝出発、11時頃彦根に到着! 彦根城、玄宮園を撮る 12月2日 一日中、近江八幡の景色を撮影 12月3日 雨の中、貸切のマイクロバスで、胡宮神社、湖東三山(西明寺、金剛輪寺、百済寺)、永源寺を回り、夕方米原から新幹線で帰宅。 この旅行で撮影した写真をこのブログに掲載します。よろしければ、御覧ください! 《写真集》 12月1日 彦根城 JR彦根駅前にある井伊直政公の銅像 武田家遺臣を率いて勇猛に戦った、『赤備え』で有名な初代藩主! 彦根城 三層三階の天守が聳えている。京極高次が築いた大津城から移築されたと言われ、慶長12年(1607年)頃完成した。 中濠越に見る彦根城 中濠の石垣下に佇む鳥達 右から青鷺、白鷺、鴨が等間隔に並んでいる! 玄宮園へ行く途中の板塀模様 特に木目が美しい! 冬桜と椛の華麗な競演 冬桜が満開でした! 玄宮園 水面に映った紅葉 紅葉の影と水面に映る景色が印象的! 橋の下から眺める鴨たち 一羽は今将に飛び立とうと羽ばたきしている最中でした。 鴨の紅葉狩り風景! 水面に映る紅葉の中を鴨の群がスイスイと泳いでいました 玄宮園から眺める彦根城 逆光に透けて見える紅葉と水面に映る彦根城が見事! 紅葉越に見る鳳翔台 鳳翔台は藩主が客人をもてなすための客殿だったそうです 池越に見る鳳翔台 内濠、西の丸の風景 内濠沿いに続く玄宮園の白壁と桜並木 内濠近傍の紅葉 西の丸の大楓 七色の椛葉 色とりどりの楓の葉、とりわけ朱色の葉の美しさに思わずシャッターを切ってしまった! 西日に透けて輝く楓の葉と木漏れ日のアンサンブル! 天守(国宝) 昭和27年に国宝に指定され、姫路城、松本城、犬山城と共に国宝四城の一つである。 天守三景 水面に映る佐和口多聞櫓の夕景 12月2日 近江八幡 近江商人発祥地の一つ 新町地区 この地区は格子戸、見越しの松、うだつ等が並び、「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている!正面が八幡山 うだつと独特な屋根構造 少し高くなっているのはうだつの役目を考慮してのことか? 板葺き屋根 桧皮葺では見たことがあるが、板葺きでこんなに美しいのは初めてである! 手斧で削った板塀 不思議と温かみを感じるのだが! 焼け焦げた材料 見上げていたら、木材も竹材も焼け焦げた痕が明瞭に判別でき、本当に吃驚した! 格子の較べ 竹格子と木格子の対比が面白い! 八幡掘 新町浜方面から明治橋を望む 遊覧船が通過する脇で写生してい人がいる! スケッチに励む人 この人も明治橋方面の景色を描いていました。 明治橋の下を通過する遊覧船 堀に浮かぶ五色の」落葉が揺れ動き、素晴らしい眺めである!遠くに白雲橋がみえる。 明治橋から新町浜方面を望む 明治橋の橋下から見た新町浜方面の景色 明治橋から白雲橋方面を望む 明治橋の橋下から見た白雲橋 水面に映る赤い紅葉の色が特に印象的であった 落葉の煌めき ゆったり漂う落葉 波に揺られながら漂う落葉 日の光に輝き、流れ行く多くの落葉 遊覧船の発着場 二艘の舟で支えられた浮き橋を渡っている観光客 浮き橋付近に遊ぶ三羽の鴨 水面に映る白壁や樹木の揺らぎが風情を醸し出している! 白雲閣 明治10年設立された八幡東小学校。現在は市民ギャラリーとして利用されている。この日は『振袖撮影会の日』でした! 日牟禮八幡宮 千有余年の歴史を誇る近江八幡の総社。3月の左義長まつりは有名! 家族全員で祈願! 落葉掃き 神主さんが境内に散り敷く落葉を掃き集めていました。 落葉焚き 掃き集めた落ち葉を境内の隅で焚いていました! 参道にある「たねや」の屋根に積もる落葉 南彦根駅前 VIVA CITY の夜景 この中のレストラン街で夕食を食べた! 12月3日 湖東三山 朝から雨が降り続く中、マイクロバスで出発! 胡宮神社 この神社は、彦根城前の店の主人から推奨された紅葉の名所である! 参道から見た紅葉 境内から石段を駆け下り、雨の中撮影したもの 狛犬と紅葉 参道脇の石灯籠 楓の葉が石灯籠に貼り付いて風情があった! 境内の紅葉風景 赤い紅葉の絨毯 散り敷く赤の楓の美しさに暫し呆然自失の状態であった。 庭石に貼りついた楓葉 雨に濡れ、いっそう色鮮やかになった楓の葉に感激!!! 西明寺 湖東三山(天台宗) 平安時代承和元年(834年)に開創された寺院で、本堂、三重塔は国宝である! 庭園・三景 散策小径近傍の景色・三景 国宝・三重塔 鎌倉時代後期、飛騨の匠が建立した桧皮葺で釘を使用していない総桧造りの純和様建築物 塔の高さ~23.7m 国宝・本堂 鎌倉時代初期の創建、織田信長の焼き討ちの難を免れ現存、格子模様など鎌倉様式をよく保存!国宝第一号 鐘楼脇の紅葉 雨に濡れて、鮮やかに目に映る! 参道脇の雨中風景 金剛輪寺 湖東三山真ん中のお寺(天台宗) 聖武天皇の祈願時、行基菩薩が天平13年(741)に開山したと言う! 本堂脇の植木に積もる紅葉 国宝・大悲閣本堂 手前の楓が「血染めのもみじ」と呼ばれ、その名の通り真っ赤に紅葉し、訪れる人を楽しませてくれます。 三重塔(重要文化財) 霧に包まれた二天門(重要文化財) 室町時代の創建、大きな草鞋は七難即滅を祈願して下げられているもの! 二天門から見た本堂方向の景色 散策小径の紅葉 霧の中に聳える三重塔 霧の中に佇む本堂 明壽院 明壽院は金剛輪寺の建物で、名勝庭園として名高い! 明壽院・白門 冬桜と紅葉とのコントラストが素晴らしい! 名勝庭園の門 屋根の上に大量の落葉が積もっていた 門の脇に降り積もった落葉 庭園八景 桃山、江戸初期、中期の三庭からなる池泉回遊式庭園で、見事と言う外言葉が無かった!! 境内に佇む石の地蔵さん 頭に楓の葉をつけた姿が微笑ましい! 西谷堂 参道にあるお堂 この前に『豆の木茶屋』があり、此処で運転手さん推薦のうどんを賞味した! 稲荷社 この茶屋の横にある小さなお稲荷さん 散り敷く紅葉が見事でした 石灯篭の紅葉 稲荷社への参道入口の石灯籠に雨に濡れた楓の落葉が貼り付いていた 百済寺 『ひゃくさいじ』と言う。聖徳太子の発願により百済人のために創建されたと伝えられる 百済寺の入口風景 池泉回遊式庭園 遠望台に登る途中の景色・五景 遠望台からの眺望 眼下に百済寺、遠くに湖東の平野が一望できる 百済寺の参道風景・二景 永源寺 康安元年(1361)に佐々木六角氏頼がこの地に伽藍を建て、寂室元光禅師を開山とした寺である 参道脇にある大聖塔 参道脇の十六羅漢の石像群 総門 紅葉散り敷く総門を潜れば眼前に山門が聳えて見える 総門脇の手水鉢 落葉で覆われ、風情のある景色でした 山門 享和2年創建 丁度、山門を潜って僧侶が出てきたところでした 山門近傍の風景 鐘楼付近の石庭と紅葉 庭石に積もる落葉 境内にある石庭 独特な造りの石庭、その石の上に積もる落葉の美しいこと! 開山堂前の赤い絨毯 帰路、見つけた茶筅塚 紅葉と落下する水の流れが心を和ませてくれました! 今回の紅葉狩りは、今まで経験したことの無い感動!感動!の旅となりました。 今回も最後まで御覧頂き本当にありがとうございました! 感謝! 感謝!
by mda-vinci
| 2007-12-06 12:57
| 国内旅行・散策
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