ダヴィンチの旅行写真集

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2015年 09月 08日

2015年08月 エーゲ海クルーズとギリシャ旅行(6)

引き続き、「エーゲ海クルーズとギリシャ旅行(6)」をご覧ください。

8月04日(火) 
 本日は、朝早くサントリーニ島を発ち、空路でアテネに向かいます。空港に到着後、アテネ観光に出発する予定です。世界遺産・アクロポリスの丘をはじめ、新アクロポリス博物館やパナシナイコスタジアム(オリンピックスタジアム)などを見て廻ります。
サントリーニ空港
 朝日を浴びて、空港を飛び立つ飛行機
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サントリーニ空港の建物
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飛行機に乗り込む搭乗者たち
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機窓から見た朝日に煌めくエーゲ海と横たわる島々
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ギリシャ国内の飛行ルート図
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所要時間約45分でアテネ空港に到着しました。朝日に煌めくエーゲ海とその中に浮かぶ島々を眺めながらの空の旅は心に残る素晴らしいものでした。
アテネ空港
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アテネ空港に到着後、速やかに世界遺産・アクロポリスの丘に急行しました。猛暑と物凄い人混みを避ける為に!
バスの車窓から見た風景
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ハドリアヌス門
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アクロポリスの丘に到着
アクロポリスの丘へと続く石畳  敷石が非常に滑りやすいため、石の表面に凹凸を付け滑りにくい工夫がされていました。
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アクロポリスの入場口周辺の風景
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イロド・アティコス音楽堂  まず最初に眼下に見えてくる遺跡です。アクロポリスの丘の麓に建っています。
 2世紀中ごろに建築された音楽堂で、アッティカの大富豪イロド・アティコスがアテネ市に寄贈した建物です。観客席が6000ほどあり、現在も夏の間、さまざまな演劇、コンサート、オペラ、ギリシャ古典劇などが上演されているそうです。
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ブーレの門  アクロポリスの遺跡で最初に潜るのがこの門です。
 ローマ帝国支配下の3世紀に防御のために建てられた門で、19世紀半ばにフランス人考古学者ブーレによって発掘されたため、この名前が付けられているそうです。
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ブーレの門を潜って少し登ると前門(プロピレア)に辿り着きます。左手前にアグリッパの台座、その奥にピナコテク、正面に中央楼そして右手頭上にアテナ・ニケ神殿を見る事が出来ます。
アグリッパの台座  アウグストゥス帝の婿、アグリッパの像が置かれていたそうです。 
 
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ピナコテク  
 神殿参拝者の奉納品や絵画などの財宝を保管する場所だったようで、絵画館(ピナコテク)とも呼ばれていたようです。
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アグリッパの台座とピナコテク
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アテナ・ニケ神殿  別名・翼なき勝利の女神の神殿
 紀元前424年に完成したイオニア式の柱が美しい小さな神殿です。戦いで常に勝利を願うアテネ市民が、勝利の女神が何処へも行けないようにと、翼を切り落としてこの神殿に祀ったといわれています。
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中央楼  ドリア式の柱が建っています。
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パルテノン神殿  
 民主政治を築いた名将ペリクレスの下、カリクラスが設計、フェイディアスが総指揮をとり、15年の歳月を費やし紀元前432年に完成した神殿です。当時は、神殿内部にアテネの守護神アテナの高さ12mの巨大像が安置されていましたが、1687年のヴェネツィア軍の攻撃で大破したそうです。この神殿全体は彫刻像やレリーフなどで飾られていました。周囲160mに及ぶ柱頭と屋根の間のメトーブ(額)部分には神話や古代歴史の物語などのレリーフが90枚以上もあったと言われています。
 パルテノン神殿の全体像 
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 ドリア式の柱と柱頭部分  
  この柱の中間にはふくらみがあり、上部が細くなっています。柱の表面に彫られた20本の溝が建物全体に曲線を与え、美しいですね。 
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 メトーブ部分の人間や馬の彫刻像
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地面に転がされた柱などの遺物
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 パルテノン神殿の脇で遊んでいた女の子たち
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エレクティオン
 紀元前408年に完成した建物で、北側にイオニア式円柱、南側にはカリアティアスと呼ばれる6人の少女像を柱とした柱廊が張り出しています。伝説上の王・エレクテウスの館とされ、複数の祭神を合祀していたようです。紀元前86年、ローマの独裁者スラによって焼かれましたが再建され、教会やフランク王国の宮殿、オスマン帝国のハレムなどに使われたと言われています。ここに立つ少女像は複製で、オリジナルの5体は新アクロポリス博物館に、残る1体は大英博物館に収蔵されています。
 エレクティオンの全体像
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 カリアティデスの6人の少女像

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 イオニア式の円柱
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アテナ古神殿跡
 紀元前6世紀のアルカイック期に建造されたが、紀元前480年にペルシャ軍によって破壊されたそうです。今はエレクティオンの横の広場に礎石だけが残っています。
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アクロポリスの丘にある展望台などから見た風景
 ディオニソス劇場
 酒と演劇の神ディオニソスの聖域に造られたギリシャ最古の劇場で、毎年ここで「ディオニソス祭」が行われてい   たそうです。1万5000人の観客を収容できる大きな劇場で、最前列は貴賓席になっていたといわれています。ローマ期に大改築が行われたため、古典期の姿はあまり留めていないようです。
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ヘファイストス神殿
 ギリシャ国内で最も原形を残している神殿で、建築時期はパルテノン神殿とほぼ同時期の紀元前450年頃といわれています。オリンポス12神のひとり、鍛冶を司るヘファイストスを祀った神殿といわれています。この付近は、古代アゴラといわれ、古代アテネの政治、宗教、経済、文化の中心地として賑わっていたそうです。
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ゼウス神殿とハドリアヌス門
 ゼウス神殿はかって104本のコリント式の柱が並び、威厳のある姿であったようですが、現在は残念ながらそのうちの15本しか残っていません。この神殿は2世紀にローマ皇帝ハドリアヌスの時代に完成したといわれています。左手前に見えるのがハドリアヌス門で、高さ約18m、幅13.5mで、シンタグマ広場の前門のように、どっしりした姿で建っています。
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リカヴィトスの丘
 標高273m、シンタグマ東部に聳える、アクロポリスと並ぶアテネのランドマークといわれています。頂上からはアテネ市内ばかりでなく、天気が良ければピレウスの海まで見渡せるそうです。
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アクロポリスの丘の見学を終え、新アクロポリス博物館に向かいました。その道筋で撮影した風景です。
イロド・アティコス音楽堂とパルテノン神殿
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アクロポリスの丘に聳えるパルテノン神殿
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アクロポリスの丘にあるアテナ・ニケ神殿
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途中で見かけたアコーディオンを弾く少年
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新アクロポリス博物館
 2009年6月にオープンした博物館で、アクロポリスの頂上にあった小さな博物館から展示物をすべてここに移転したとのこと。陳列作品は、アテネの最盛期、パルテノン神殿が建てられたころのものが多いそうです。また、アテナ古神殿のものやエレクティオンの少女像のオリジナルなどもあり、ありし日の姿を想像することができます。ここの目玉はやはり、各神殿を飾っていたレリーフや彫像などで貴重なものが多く展示されています。
エレクティオンのオリジナル・少女像
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パルテノン神殿の彫像群(復刻版)  アテナとポセイドンの戦い
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パルテノン神殿に飾られていたレリーフ群
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博物館の展示風景
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新アクロポリス博物館の見学を終え、第一回近代オリンピック会場になったパナシナイコ・スタジアムに行きました。
パナシナイコ・スタジアムのパノラマ写真
 第一回近代オリンピックが開催される前年に、アレキサンドリアの富豪アベロフの援助を受けて、古代の競技場に近い形に復元されたそうです。座席は大理石で出来ており、約6万8000人を収容することが出来ます。トラックは現代のものとは異なり馬蹄形をしています。
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その後、ホテルへ戻る途中、アテネの名所旧跡を車窓より見物しました。その時撮影した写真です。
無名戦士の墓と国会議事堂
 無名戦士の墓は、約400年ものトルコ支配に終止符をうった、1823年からの独立戦争での戦死者やその後の戦争で犠牲になった兵士たちの霊を慰めるために造られたものです。碑の表面には死の床に横たわる兵士の姿が彫られ、その両脇には古代ギリシャの歴史家ツキジデスの言葉が刻まれています。碑の両脇にはエヴゾナスという民族衣装の衛兵が一人ずつ立っていました。
 一方、国会議事堂は無名戦士の墓のすぐ後ろにあり、ドリア式の大理石の柱が印象的な美しい建物です。1842年に初代ギリシャ国王の王宮として建てられたものだそうです。
無名戦士の墓
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国会議事堂
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国会議事堂近くの広場で見つけたアイスクリーム・ショップ
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アカデミー  
 パネピスティミウ通りに面して、国会図書館、アテネ大学、アカデミーの順に並んでいます。残念ながらアカデミーとアテネ大学だけしかカメラに収める事が出来ませんでした。
 アカデミー全景
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イオニア式の円柱上に飾られているアポロン像とアテナ像
 アポロン像
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 アテナ像
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アカデミー前に座っているプラトン(右)とソクラテス(左)
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屋根のすぐ下の三角形部に彫られた「アテナ誕生」の彫像群
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アテネ大学  この建物も他の国立図書館やアカデミーと同じくデンマークの建築家ハンセン兄弟の設計で、19世紀に建てられたものだそうです。
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ホテルの前の広場に置かれているガラス製のオブジェ「疾走する人」に心魅かれ、シャッターを切りました。人が走っている雰囲気が十分に出ている作品だと思いました。
オブジェ「疾走する人」
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ホテルでひと休みした後、夕食を摂るためアクロポリスの麓にあるレストラン「ディオニソス」にバスで出掛けました。その途中、偶然にも無名戦士の墓の衛兵が行進しているところに遭遇しました。
 行進する衛兵とそれを真似る女の子


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交差点を走って渡る女性
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店先で将棋のような盤で遊ぶ大人たち
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夕食の高級レストラン「ディオニソス」に到着しました。
 レストランの入口風景
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レストランから見たアクロポリスの丘  時間経過とともに移り変わるアクロポリスの丘をカメラに収めました。
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食事が終わり、ホテルへ帰るためバスに戻りました。帰り際に撮影したレストランの風景
 レストランの夜景
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ホテルに帰り気になっていた「疾走する人」を摂りに行きました。
 「疾走する人」の夜景  夜の方が、疾走している人の雰囲気が遥かに出るように思いました。
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 ホテルの部屋から見たアクロポリスの丘とゼウス神殿の夜景
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8月05日(水) 
 早朝、ホテルを出発し、アテネ空港からイスタンブール空港へ。ここで成田国際空港行きのトルコ航空の飛行機に乗り継ぎ、帰国の途につきました。
早朝に撮影した「疾走する人」
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アテネ空港での待合室風景
 お父さんの電話が終わるのを傍で待つ女の子
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 待合室の風景アラカルト

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イスタンブール空港の待合室風景
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イスタンブールから乗ったトルコ航空の飛行機
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8月06日(木) 早朝、成田国際空港に無事到着しました。

 出発前、ギリシャの財政危機問題で心配していましたが、現地ではその片鱗さえ感じられない状況の中で、非常に面白く楽しい旅を続けることが出来ました。今回のツアー参加者は、直前のギリシャのゴタゴタで多くの人が旅行をキャンセルされた関係で、僅か12名(定員20名)と少なく、バスも余裕たっぷり・のんびりと旅を楽しむことが出来ました。また、阪急交通社の添乗員・吉川(きっかわ)さんの懇切丁寧な現地説明やトラブル対応など心から感謝しております。本当にありがとうございました。ツアー参加のみなさんにも大変お世話になりました。 感謝・カンシャです。

以上で、本ブログを完結いたします。最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。












 


by mda-vinci | 2015-09-08 20:30 | 海外旅行


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