2012年 09月 13日
引き続き「モロッコ・アブダビ・ドバイ旅行(4)」をご覧ください。 3月25日(日) 今日は早起きして、サハラ砂漠へ行きます。その後、イフレンを散策し、フェズへ向かいます。 暗いうちに4WDで駱駝の待つサハラ砂漠入口まで行きました。多くの観光用駱駝が暗闇の中待機していました。 我々の目的は、サハラ砂漠の日の出を見ることですが、見ることが出来るでしょうか? 出番を待つ駱駝たち サハラ砂漠の目的地に到着! まだ、辺りは相当暗い状態です。暗い中での撮影なのでイマイチですね。 サハラ砂漠を行く駱駝の一行 目的地の小高い砂山から見たサハラ砂漠観光のために行く駱駝の列です。 ひと休みする駱駝たち 駱駝の表情が非常に面白いですね! 少しずつ周りが明るくなってきました。 風紋のある砂山の上に立つ人 風紋をカメラに収めようと努力したのですが、なかなか上手くいきませんね。 日の出を待って談笑する人々 残念ながら、日の出の赤い太陽は拝むことが出来ませんでした。 サハラ砂漠の砂山で遊ぶ親子 日の出を見ることが出来ず、帰り支度を始めました。 さあ、スタートです! 一緒に来た女の子が駱駝に乗った晴れ姿です。 なかなか様になっていますね。 我々一行の駱駝の行列 帰途、やっと太陽が顔をのぞかせました。その光景です。 砂山の向こうに通り過ぎて行く駱駝の一行が見えます。 サハラ砂漠で見た彩雲 砂漠で発見した甲虫 ゴミ虫の仲間だと思うのですが、正式名称が判りません。お解りの方はご教授ください⇒2012年10月9日 テレビを見て、この甲虫の名前が判明しました。「ごみむしだまし」でした。 我々一行の前を通り過ぎて行った駱駝たち エルフードのホテルへ戻る途中で立ち寄った化石を販売する店 これらの車がサハラ砂漠へ我々を運んでくれた4WD車です。 この店の周辺にも化石が転がっていました。 私は小さなアンモナイトの化石を発見しました。 小形のアンモナイトの化石を多く含んだ石を眺めています。 こんな不思議な化石も転がっていました。でも、大き過ぎて持ち帰れません。 ホテルで朝食を摂った後、次の目的地「イフレン」にむかいました。 バスで通過したエルフードの生活風景 エルフードの子供たち 道の上に並べて販売している商品と周りの子供たち 自転車を放り出して遊んでいる子供たち 家の手伝いをしている?女の子たち 手押し車が懐かしいですね! イフレンへ行く途中の風景 草一本も生えない荒野に出現した大きな湖 所々で見たナツメヤシの茂るオアシス 車窓から眺めた住民の生活風景 驢馬に乗った少年と母親 買い物帰りの家族連れ 自宅前で遊ぶ子供たち 鋤で畑を耕す農夫 草を探して移動する羊飼い 草原?で草を食む羊の牧歌的風景 イフレンへ行く途中の残雪風景 イフレンへ行く途中にある峠には、残雪がありました。 峠の残雪 ヤドリギが寄生した樹木 木の枝についている丸い球が、寄生しているヤドリギです。 イフレン イフレンの街並 ここでも屋根の上にコウノトリの巣がありました。 イフレン名物のライオン像前でのスナップ 若者と家族連れ イフレンからフェズへ行く途中の農家 石だらけの土地で暮らす農家の人々の厳しさと石を利用する知恵を感じました。 8月26日(月) 今日は、世界遺産・フェズの街を散策します。 1,000年以上続く世界最大の「迷宮都市」と言われています。 フェズ 世界一複雑な迷路の街「フェズ・エル・バリ」は、モロッコ最初のイスラム王朝の都でした。イスラム教の祖ムハンマドの婿、アリーの子孫であるムーレイ・イドリス1世が8世紀末にバクダッドを追われ、中央モロッコに亡命し、先住民であるベルベル人の信頼を得て、この地にイスラム王朝を興したと言われています。 王宮 かってのスルタンの居城であり、スルタンの兵士たちの駐屯地でもあった。何世紀にもわたって改築と増築が繰り返され、現在はモロッコ国王がフェズに滞在する時に使用されているそうです。 王宮の外観と観光客 王宮の正門と扉および取っ手 正門のタイル模様 青空を飛翔するコウノト 王宮観光時、コウノトリが青空に舞っていました。 旧ユダヤ人街メッラハ スペインで迫害されたユダヤ人が、中世の頃移住してきた街であったが、イスラエルの建国時多くのユダヤ人がここを去ったとのこと。 メッラハの街並 スマリン門と遠くに見えるモスク ブー・ジュルード門 1913年、メディナの入口に建造されたフェズ最大の門で、幾何学模様の彫刻、青色や緑色のタイルで彩られ実に美しい。 メディナの内側から見たブー・ジュルード門 緑色のタイルモザイクが美しい! 行き交う各種乗り物 驢馬、フロント・カー(リア・カーではない)、自動車が同じ写真に写っています。 外側から見たブー・ジュルード門と人々の生活風景 驢馬に乗って門前を通り過ぎて行く男性 門の脇で商売をしている人たち 車に藁を乗せて通り過ぎる人 メディナの中で生活するさまざまな職人たち 彫金職人とその素晴らしい製品 板金職人 サファリーン広場で、日常生活用品を叩きだしている職人 革染色職人街(タンネリ)の染色作業風景と革製品 染色用の原料の皮を運ぶ驢馬 メディナの非常に狭い路地を「そこのけ!そこのけ!」と通って行きます。 タンネリのある街並 革染色作業 出来あがった革製品 磁器の絵付け職人とブルーが美しい商品 フェズ遠望 小高い丘に上って、フェズの街並を遠望しました。 フェズは、大別して「旧市街フェズ・エル・バリ」、「フェズ・エル・ジェディド」、「新市街」の3地区に分かれます。それらが渾然一体になって、魅力的な「1000年以上続く世界最大の迷宮都市」を作り上げているのです。 小高い丘から見たフェズの風景 ブー・イナニア・マドラサ 14世紀にブー・イナニア王によって建てられたマリーン朝最大の神学校で、中庭の中央にある水盤は、お祈りの前に身を清める為に使用するものです。壁面に彫刻された繊細な幾何学模様やタイルのモザイクが人間業とは思えないくらい素晴らしい! ブー・イナニア・マドラサな中庭風景 祈りの前に水で身を清める子供たち ザウィア・ムーレイ・イドリス廟 フェズのメディナの中で最も聖域とされている場所。異教徒は入場不可。入口から見ることはできます。 ここは修道院で、9世紀初めにフェズのメディナを建造したムーレイ・イドリス2世の墓があるそうです。 修道院の内部及び絢爛豪華な天井 カラウィン・モスク 9世紀にチュニジアのカイルアンから移住した裕福な商人の娘によって建てられた。祈りの場所から学問の場所「マドラサ」になり、現在も「大学」として登録されています。 門から見た「現代も続く学問の地」 旧市街・メディナの路地風景 今の我々では、考えられないような光景を沢山見てきましたが、そこに郷愁や懐かしさを覚えるのは私ひとりでしょうか? おこぼれに与ろうとする猫たち 鶏肉や卵を売っている店の前で2匹の猫が売り場の下で待っていました。 染色した糸を運ぶ驢馬 魚屋の店先 肉屋の店先 タジン鍋の製造所 材木を運ぶ人 狭い路地を無謀とも思える長い材木を運んでいました。 一体全体、どうなっているの? 路地で荷物を背負って待機中の驢馬 路地で果物を商売をしている人 「量り売り」をしている果物屋さん、本当に懐かしい風景ですね。 そこのけ、そこのけの運搬車 こんな狭いところを車で通るなって、全く信じられない風景です。 路地で見つけた猫の親子 路地で茎の皮をむく作業をしている女性たち 路地裏の子供たち 学校帰りの子供たち 出前のお手伝いをする子供たち 引き続き「モロッコ・アブダビ・ドバイ旅行(5)」をご覧ください!
by mda-vinci
| 2012-09-13 21:21
| 海外旅行
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