2011年 11月 30日
11月25日、26日の1泊2日の日程で、「深紅の全山紅葉の談山神社・長谷寺・室生寺・奈良公園など紅葉めぐり」のバスツアーに全日写連・湘南支部の写真仲間と一緒に行ってきました。 2日間とも晴天に恵まれ、楽しく愉快な旅をする事が出来ました。かなり疲れはしましたが! 今年の紅葉は、台風や大雨の影響?などで、あまり期待できないと言われています。今回廻った大和路は、例年より劣るようですが、「まずまず」と云った紅葉を見ることが出来ました。 その旅行中に撮影した写真を本ブログに掲載します。もしよろしければ、ご覧ください。本ブログを見ながら、ご一緒に紅葉狩りを楽しみませんか? 《写真集》 11月25日(金)、横浜西口を7時にバス出発。町田経由で奈良公園に向かいました。途中、富士川SAと美合PAで休憩し、リフレッシュしました。 富士川SA 富士川越しに雲棚引く富士山を見ることが出来ました。 上手く撮れたかな? 家族連れで、記念写真を撮る姿が実に楽しそうでした。 石穴から覗いた富士山 ツワブキの黄色い花の向こうに富士山が聳えていました。 ナガシマスパーランド 今回は、バスの座席から写真撮影ができたので、世界最大級の木製のジェットコースターを撮ることが出来ました。全長:1700m、高さ:42.2m 飛行機雲だね! バスの車窓から撮影した雲間を飛ぶ飛行機の航跡です。 奈良公園 奈良公園には4時前に到着。暗くなる前に、東大寺・大仏殿近くの駐車場に着くことが出来ました。 大仏殿前の紅葉 奈良公園名物の鹿たち チェーンを噛む鹿 最初、何をしているのか見当がつきませんでしたが、立ち入り防止柵のチェーンを噛んでいるのが判りました。何のために? お乳を飲もうとしている小鹿 南大門の柱 この門には、運慶、湛慶、快慶等の大仏師が十数人の小仏師を従え、1203年にわずか70日足らずで完成させた金剛力士立像があります。 大仏殿・中門に安置されている毘沙門天像 大仏殿の守護神として中門の両脇に置かれているようです。 大仏に向かって左側の仏像 毘沙門天立像 右側の仏像 兜跋毘沙門天立像で、西方風の甲で身を固め、冠をつけ戟と宝塔を持ち、両脇に尼藍婆、毘藍婆の2鬼を従え、地天の両掌上に直立した毘沙門天です。 夕陽に輝く大仏殿の鴟尾 鹿に餌をやっている外国人の兄妹 落日! 大仏殿前の池に映り込む木の間越しの夕陽 夕暮れの公園で鹿に囲まれ餌をやっているご婦人 奈良公園で鹿の写真を撮っているご婦人と子供連れの親子 夕陽を浴びる二月堂 三月堂越しに二月堂をカメラに収めました。 三月堂前で見上げた夕焼け雲 校倉造の木組み越しの銀杏 年経る木と黄色の銀杏のコントラストが面白く、シャッターを切りました。 若草山の山裾で見た夕暮れの紅葉と鹿たち 菊一文殊四郎包永の店内風景 刀鍛冶の流れをくむ刃物店兼食事処で、ここで「大和風茶がゆ」を食べました。巨大な刀飾りが非常に印象的でした! 食事後、今日の宿泊先である大阪・御堂筋にある「アパホテル御堂筋」に向かいました。到着後、支部の先輩と一緒に中の島まで散歩に出掛けました。 御堂筋の黄葉した銀杏並木 御堂筋・伏見町3丁目付近の横断歩道で、交通信号が全部赤に変わった瞬間を撮影しました。 黄葉した銀杏の葉の中に立つ裸婦像 如何にも秋だなーと言う感慨を深くしました。 中の島・大阪日銀 堂島川に架かる水晶橋・三景 淀屋橋から見た土佐堀川の夜景 11月26日(土) 本日の最初の観光地は談山神社、続いて長谷寺、最後に室生寺です。紅葉はまずまずと言う事なので、非常に楽しみにして出掛けました。 談山神社(たんざんじんじゃ) 桜井市の多武峰にあり、祭神は藤原鎌足(談山大明神・談山権現)です。藤原鎌足と中大兄皇子が、大化の改新の談合をした場所として知られています。 総社拝殿に懸かる紅葉 十三重塔 蹴鞠の庭からの光景 右手前が神廟拝所、左上の建物が権殿です。 本殿へ行く石段から見た光景 十三重塔の庇に吊下げられた風鐸 赤の競演 紅葉したモミジと赤い蛇の目傘および蛇の目傘に映るモミジ葉の影が非常に心に残りました。 拝殿の吊り燈籠 そろそろ行きましょう! 拝殿の畳に座っている女の子を催促しているお母さん 拝殿の畳に映る影 拝殿の折上格天井と装飾された梁 拝殿の簾 談山神社の錦秋の紅葉 ドウダンツツジに結えられたお御籤 このおみくじを結んだ人はどんな人か、何を思いながら結んだのか、想像は大きく膨らみます。 石段脇の池に散り敷くモミジ葉 比叡神社から見た紅葉風景 境内の池に散り込んだモミジ葉と映り込んだ紅葉・黄葉 壁に映るモミジ葉の影 長谷寺 桜井市・初瀬山の中腹に本堂が建つ真言宗豊山派の総本山。開基は僧侶・道明、本尊は十一面観音。「枕草子」「源氏物語」「更級日記」など多くの古典文学にも登場する古刹で、「花の御寺」とも呼ばれています。 長谷寺の参道脇の石仏 仁王門に奉納された品々 登廊(のぼりろう)を仲良く登るカップル 登廊途中から眺めた登廊と仁王門 仁王門から本堂まで長い登廊(399段の階段)でつながっています。 登廊から眺めた牡丹の段々畑 7000株とも云われる牡丹花の絢爛豪華に咲き誇る姿が、目に見えるようでした。 石段を駆け下りてきた兄妹 登廊の途中にあるお地蔵さん 紅葉をバックに立つている石の地蔵さんが非常に印象的でした。 五重塔 昭和29年、初瀬山・西の丘に創建。明治9年に焼失した「三重塔」の北側に建てられたものです。 本堂から眺めた五重塔 下から眺めた紅葉と五重塔 花ミズキの赤い実と青空に聳える五重塔 信者を案内する若い僧侶 モミジ越しに見た三人の僧侶 本堂から眺めた紅葉風景 本堂は、京都・清水寺と同じ懸造(舞台造)で、国宝に指定されています。 本堂の歳経た柱 柱の木目が長年風雪に耐えた証を示しているようです。 本長谷寺のガラスに映った紅葉 本長谷寺(もとはせでら)は創建当時「三重塔」が立てられた場所と云われています。 西参道脇の紅葉と山茶花の花 本坊から眺めた長谷寺・本堂 長谷寺の参道風景 ぼく、もうダメ! こんな狭い通りを! 狭い参道を走る車と押して歩く自転車そして店を覗きながら歩く参拝者で参道は混雑していました。 初瀬川橋上から見た初瀬山・長谷寺 柿の実越しに見た長谷寺・本堂 初瀬川沿いに建つ旧家群 旧家の壁やガラス窓等に映った面白い葉と簾の影 駐車場に戻る途中で見た美しい竹林 室生寺 奈良県宇陀市にある真言宗室生寺派の大本山。本尊は釈迦如来、開基は賢璟。女人の参詣が許されたので「女人高野」(高野山は女人禁制)とも呼ばれています。 只今、思案中! 仁王門で尺八を吹いていた虚無僧と喜捨を迷っている様子の参拝者 池に映る紅葉と仁王門 鎧坂を上るご夫婦 弥勒堂(重文) 正面の厨子には本尊・弥勒菩薩立象が安置され、右脇には釈迦如来座像(国宝)が祀られています。 金堂(国宝) 屋根は寄棟造・柿葺(こけらぶき)で、懸造の建物です。本尊の国宝・釈迦如来をはじめ、十一面観音、文殊菩薩、薬師如来など国宝、重文の仏像が多数安置されています。 本堂(国宝)の献灯風景 本堂には如意輪観音菩薩(重文)が祀られていますが、この写真でも奥の方にそのお姿を見ることができます。 服を着た犬 本堂前の広場に服を着た犬を連れたご婦人が立っていました。 五重塔(国宝) 800年頃の建立で、法隆寺の五重塔に次いで2番目に古いと言われています。高さ16m強で興福寺・五重塔の約1/3の小型の塔です。 五重塔の脇に祀られた石仏の喜怒哀楽の表情 一つとして同じ表情はありませんでした。 喜 怒 哀 楽 奥の院への参道脇に造られた石積み 新しい命の誕生! 奥の院への参道脇に生えている巨大杉の根元に小さな生命が芽生えていました。 賽の河原? 参道を少し逸れたところに不気味な空間が広がっていました。 奥の院への長い石段 私は時間がないため、この辺りで引き返しました。 奥の院への参道から見た紅葉と一本松 岩を抱きかかえた巨大杉 この老杉の根が大岩を抱きながらうねり、さながら巨大な生き物のように感じられました。 鎧坂の途中にある紅葉 野点風景 幹に映る楓の影 斑な色のモミジ葉 室生寺の見学が終わり、帰路に着きました。途中、美合PAと富士川SAで休憩をとりました。 美合PA 木漏れ日の煌めき 丁度、美合PAで木の葉を透かして美しい煌めく夕陽を見ることが出来ました。 今回も最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。感謝!感謝!です。
by mda-vinci
| 2011-11-30 09:15
| 国内旅行・散策
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2019年 12月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 10月 2018年 04月 2018年 03月 2017年 10月 2017年 08月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 08月 2016年 05月 2016年 03月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2013年 09月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 01月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||