ダヴィンチの旅行写真集

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2011年 01月 27日

知多・奈良・和歌山 旅行(1)

1月6日から9日まで西宮にある「主なき妻の実家」へ用事で行く序に、知多・奈良・和歌山に立ち寄ることにしました。知多では常滑と知多半島先端にある日間賀島に行き、奈良では興福寺、春日大社、東大寺およびならまちに行きました。一方、和歌山では今まで一度も訪問していない場所を選んで訪れました。即ち、粉河寺、根来寺、紀三井寺それに加えて、世界遺産の丹生都比賣神社にも行ってきました。粉河寺へ行く途中、車窓から偶々見つけた世界遺産の看板に誘われて、この神社を訪問することになりました。
また、西宮では、西宮神社の十日戎の雰囲気も味わうことが出来ました。今回も多くの新しい発見をする事ができ、非常に楽しい、満足のいく旅となりました。
この旅行中に撮影した写真を本ブログに掲載します。よろしければご覧ください。

《写真集》
1月6日  早朝に出発し、富士川SAで休憩しました。SAから雪を被った富士山を眺めることが出来ました。
富士川SAからの眺望
 富士川越しに見た富士山  東名高速道路を走る車がヘッドライトを点けています。太陽はまだ顔を出していません!
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三方原PAの冬空  次に三方原PAで休息をとりました。空に雲が浮いて、実にいい眺めでした。
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常滑  陶磁器会館に車を止め、「やきもの散歩道」のルートを辿りました。ここは以前にも来たことがあり、非常に好きな焼き物の町です。また、六古窯の一つとして有名な処です。
 「とこにゃん」  彦根の「ひこにゃん」に対し、常滑では「とこにゃん」と言うようですね。巨大な「招き猫」が我々を待っていました。その前には二匹の猫がちょこんと座っていました。
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 土管のある家の風景
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 土管坂  坂道の片側に土管、反対側に焼酎瓶が埋め込まれ、道には「焼台」(ケサワとも言う)の破片が埋められている坂道です。焼台を坂道に敷くのは、滑り止めのためだそうです。
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 元廻船問屋「瀧田家」前の坂道  道の片側におびただしい数の焼酎瓶が埋められています。その坂をお年寄りのご婦人が杖をつきながら登って行きました。
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 紋付の裏地の絵  常滑市指定有形文化財「瀧田家」の母屋と離れを見学しました。母屋に飾られていた紋付の裏地の絵が洒落ていたのでカメラに収めました。
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 招き猫
  招き猫の大家族のようですね!
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  漫画のニャロメーのような姿をしていますね!
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  一万両の小判で全身を覆った招き猫ですね!
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 極楽!極楽!  陶器店でストーブで暖をとりながら寝ていた猫
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 陶芸作家の作品  「やきもの散歩道」には、沢山の作品が道端に飾られていました。その中からいくつか紹介しましょう!
  銭を銜えたカエル
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  郵便配達の猫
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  お地蔵さん
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 INAXライブミュージアム  常滑出身の伊奈家がINAX創業者で、このミュージアムを作りました。古代からのタイルのコレクションは、一見の価値があると思います。
  ミュージアムの風景  手前に巨大な窯と煙突が聳え、遠方にミュージアムのガラス張りの建物が建っています。
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  素晴らしい便器  とても便器だとは思えないような見事な絵付けの便器を見ることが出来ました。
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  巨大な陶器のオブジェ
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  ビルの壁面飾り  この鬼面・動物面は、昭和2年に竣工した「大阪ビル1号館」の壁面に取り付けられたテラコッタです。
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 小学校の壁  タイルで子供の顔を描いた常滑ならではのユニークな「作品」です。素晴らしいですね!
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日間賀島  常滑散策後、知多半島の突端「師崎港」に向かいました。そこから定期船で「日間賀島」に渡ります。日間賀島は「蛸」料理で有名ですが、冬は「ふぐ」も大人気だそうです。
 師崎港から見た日間賀島
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 定期船の船窓から撮った風力発電のある島
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 日間賀島の夕景  対岸は師崎の港です。暗くなって家々に灯りが点っています。
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1月7日  朝早く起きて、島内散歩に出掛けました。
日間賀島の歓迎モニュメント  何といってもこの島は「タコ」なんですね!我々が宿泊した西港の旅館近くで観光客を歓迎していました。
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日間賀島の新井浜港の風景  この後、日の出を見に東港に向かいました。
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東港での青鷺  漁から帰ってくる船の魚を掠め取ろうと狙っている青鷺をカメラに収めました。
 スキを窺っている青鷺
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 次の獲物を狙って飛び立つ!
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 目的地に到着! 
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 海、煌めく!  東港の海が朝日で煌めき、その煌めきの中で作業をしていた漁師さんを撮影しました。
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蛸壺の山  この島は、蛸漁で有名です。それにしても膨大な数の蛸壺が山と積んでありました。昔の蛸壺の材料は陶器でしたが、今はプラスチックなんですね。
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二人の影  島内の散策が終わって、旅館へ戻る前に撮影した二人の影の写真です。
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日間賀島から師崎港へ
 定期船から見た日間賀島の漁船
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 師崎港に到着した定期船の乗客たち
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奈良へ行く途中の風景
 名港トリトンを全て写真に収めることが出来ました。
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 伊勢湾岸道路から見た名古屋港の朝空
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 雪の鈴鹿越え!  鈴鹿山脈を越えるところで雪が積もり、交通渋滞が暫らく続きました。
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 雪の「道の駅・伊賀」  雪の降る中、女の子が元気に雪遊びをしていました。
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 雪の残った伊勢茶畑
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 峠から見た奈良の都と冬の空
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奈良散策  興福寺、春日大社、東大寺、ならまちを散策しました。
興福寺  藤原氏の氏寺として創建、発展した。明治の廃仏毀釈では、五重塔売却に話が出るまで追い込まれたそうです。現在、中金堂の平成再建工事が着々と進められていました。
 南円堂の灯篭と遠方に見える五重塔
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 天に聳える五重塔の九輪
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 中金堂が再建されるんだね!  現在再建工事が進んでいる中金堂を眺めている親子。平成30年に落慶予定です。
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 南円堂  再建された回廊の基壇部分の礎石群と南円堂 この回廊は、建築物の再建はされず、基壇部分のみ再建されるようです。
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春日大社  768年、当時権勢を誇っていた藤原氏の氏神として武甕槌命など4神を祀り、発展した。境内に寄進された物凄い数の石灯籠や釣灯篭は壮観そのものですね。
 円窓亭(マルマドテイ)  浅茅ケ原の片岡梅林にある鎌倉時代の建物で、春日大社の経庫を移築したものです。四方の壁に円窓がくり抜かれた茅葺の板蔵で、国指定重要文化財です。
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 藤の古木  春日大社の森には、多くの藤の古木を見ることができます。その変化に富む姿をカメラに収めました。藤の花は藤原氏と縁が深く、春日大社の社紋も「下り藤」だそうです。
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 藤の古木「砂ずりの藤」  この木の周りには、おみくじが所狭しと結び付けられていました。
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 苔生した春日大社の石灯篭
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 石灯籠と丹塗りの社殿
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 春日大社の巫女さん
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 寄進された釣灯篭
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 初詣の和服を着たカップル
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東大寺へ行く途中の風景
 風雅な水谷茶屋
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 手向山八幡宮
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鹿のいる風景  三様の鹿の写真を掲載しました!
 店頭の活けた草木を食べている鹿
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 観光客から餌を貰っている鹿たち
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 公園で鳩と一緒に餌を探している鹿たち
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東大寺
 三月堂  この堂の本尊「不空羂索観音」は、修復中とのことで見ることが出来ませんでした。 
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 二月堂  以前、修二会のクライマックス「お水取り」を見に来たことがあります。その時の大松明の降り頻る火の粉を思い出しました。
  下から見上げる二月堂
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  釣灯篭  「二月堂常燈明」の文字が見えます。
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  二月堂の上から見た風景  すぐ前方に東大寺・大仏殿の屋根が見えます。
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  お水取りの時、松明を持って駆け上ってくる石段
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  石段から見た二月堂の支柱群
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  石段と本堂
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 鐘楼と国宝の釣鐘
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 鏡池越しに見る中門と大仏殿  大仏殿が夕陽を浴びて実に美しい光景でした!
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 大仏殿の回廊前で撮影した舌を出した鹿
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 南大門前で鹿を撮影していた親子 
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ならまちへ行く途中の風景
 奈良国立博物館の夕景
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 国宝「興福寺・三重塔」
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 猿沢池越しに見る興福寺・五重塔
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ならまち  ならまちに着いた時には、日は暮れ、辺りは夕闇に包まれていました。今回も「ならまち布巾」を買いに、いつもの店に行きました。
 菊岡漢方薬店  この店で販売している  
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 ならまち布巾の店  店内には本麻の蚊帳のれんが美しく下げられていました。ここで「ならまちふきん」を買いました。
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 奈良町資料館の夕景  頭上にぶら下っている沢山の「身代わり猿」が印象的でした!
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       引き続き「知多・奈良・和歌山 旅行(2)」をご覧ください。
 

by mda-vinci | 2011-01-27 16:07 | 国内旅行・散策


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