2010年 05月 31日
5月25日、親友と一緒に鎌倉を散策しました。5月の鎌倉の風景や花を写真に収めるためです。 前日の悪天候が嘘のように晴れ上がり、少し暑い位の日差しの下、爽快且つ楽しく写真撮影をすることができました。 10時にJR鎌倉駅に待ちあわせを行い、下記ルートで散策しました。 大巧寺 ⇒ 鶴岡八幡宮 ⇒ 海蔵寺 ⇒ 浄光明寺 ⇒ 昼食 ⇒ 光則寺 ⇒ 妙本寺 ⇒ 常栄寺(ぼたもち寺) ⇒ 本覚寺 今回の撮影会は、気の置けない親友と一緒のものでしたので、自由気ままに写真を撮ることができました。また、数々の新しい発見もでき、実に実り多いものでした。 今後も、この撮影会は定期的に続けたいと思っています。 この時撮影した写真を本ブログに掲載します。よろしければ御覧下さい。 《写真集》 そろそろ営業開始! 若宮大路の人力車の車夫が、客引きを開始するようでした。 大巧寺 この寺はこじんまりした花の寺で、私の大好きな寺です。 ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉) この花は、匂いが強く、あたり一面に良い香りが漂っていました。 赤い楓の新葉 ガマズミの花 ガクアジサイの花 八重咲きドクダミソウ アワモリショウマ 若宮大路 お先に! 鶴岡八幡宮 大銀杏、頑張って! 倒れた大銀杏の根元からは、沢山の「ひこばえ」が出、移植した幹からも新芽が出ていました。 「寄せ書き」も大銀杏を応援していました。がんばれ、大イチョウ!!! 移植された幹から出た新芽 ひこばえの光景 さあ、写生に出発! みんな、自分の絵を描いてね! 絵を描くのは面白いね! 舞殿から見た社殿 石段上から見た舞殿と若宮大路 岩窟不動尊 参道脇に並んでいる石塔群 ミヤコワスレもこれらの石塔群を静かに見守っていました。 やぐらから出てきた不動尊 従来、この不動尊は、やぐらの中に鎮座していた為、岩窟不動尊と呼ばれていたそうです。 海蔵寺 竹垣越に見る本堂と薬師堂 本堂横のやぐらから眺めた庭園 カラー、菖蒲、睡蓮が咲く庭園は、残念ながら、ここからしか見ることが出来ません。 やぐらに安置されている石塔群 やぐらに祀られた石仏 やぐらの中で静かに佇んでいました。 本堂の軒と赤い楓の木 本堂の軒と天井 赤い傘越に見た本堂 鐘楼脇に咲く松葉菊 老梅の幹に残っている朽ちた紐 浄光明寺 真言宗泉涌寺派の寺。北条長時が真聖国師を開山として1251年に創建。尊氏が後醍醐天皇に対して挙兵を決意した寺と言われています。 山門と客殿 不動堂 やぐら この中には入れませんでしたが、冷泉為相(十六夜日記で有名な阿仏尼の子)の墓が一段高いところにあるそうです。 扇川に咲いている黄菖蒲 横須賀線の横を流れる扇川には、カワニナが棲息しホタルを見ることが出来るそうです。 道端に祀られている可愛らしい道祖神 蕎麦屋「五島」 平日でしたので、座敷でゆったり蕎麦を食べることが出来ました。 店の入口まで続く石畳 両側に植えられた竹が心を和やかにしてくれます。 店の内部 天井の梁もなかなか洒落た造りになっています。 寿福寺 臨済宗建長寺派の寺で、鎌倉五山の第三位。北条政子が頼朝の菩提を弔うために1200年に創建したもの。 山門 寿福金剛禅寺の石柱および赤く塗装された山門が印象的なお寺です。 参道 この参道を一人で歩くのが大好きです。静謐且つ厳粛な雰囲気を味わうことが出来ます。 やぐら 裏山には数多くのやぐらがあり、政子、実朝の墓も残っています。何種類かの典型的な「やぐら」を掲載します。御覧下さい! 北条政子の墓 これらのやぐらの一つに五輪塔があり、ひっそりと祀られています。すぐ近くのやぐらに実朝の五輪塔があります。 苔に覆われた石仏 人力車争い? 寿福寺を観光するために訪れた人力車が交差しながら別れて行きました。 光則寺 1274年創建の日蓮宗の寺。開山は日朗上人、開基は北条時頼の重臣・宿屋左衛門尉光則 日朗上人が監禁された土牢 日蓮上人が佐渡へ流された時、日朗は光則の邸内の土牢に監禁された。その後、日蓮上人に帰依し開基となる。 土牢へ行く石畳の山道 光則寺境内の老樹に寄生するノキシノブ 妙本寺 1260年に比企能員の屋敷跡に創建された日蓮宗の寺。開山:日朗上人、開基:比企能本 木漏れ日射す参道 比企一族の墓所 比企の乱で北条氏に攻め滅ぼされた比企一族が眠っているところ。 一幡の袖塚 比企一族と運命を共にした頼家と若狭局(比企能員の娘)の子・一幡の焼け残った袖を埋めたところ 夕日を浴びて立つ日蓮上人 祖師堂の階段 妙本寺の屋根 祖師堂で絵を描いていた外国人 歩廊の片隅で、二匹の猫が気持ちよさそうに日向ぼっこしていました。 最高の気分だよ! 外国人の傍で日向ぼっこをしている猫たち 木漏れ日を浴びる山門 山門の彫刻 羽のある龍および獅子と象 夕日を斜めに受ける本堂 常栄寺(ぼたもち寺) 1606年に創建された日蓮宗の寺、通称ぼたもち寺。日蓮上人が瀧の口法難の時、ここに住んでいた尼がぼたもちを捧げたと言われています。 寺を訪れた若い女性達 コバンソウに覆われた境内 以前、訪れた時は、季節の花々が美しく咲き乱れていましたので、その変化にビックリしました。 境内の風景 境内には、「これやこの 法難の祖師に 萩の餅 捧げし尼が 住みしところ」の碑が建っています。 本覚寺 1436年に足利持氏が日出上人を開山に創建された日蓮宗の寺。本覚寺分骨堂には日蓮上人の分骨が納められています。 手水鉢に映る夕日 本堂前の井戸と燈籠 本堂の祈願用の鉦 今回も最後まで見て頂き、心から感謝しております。ありがとうございました!
by mda-vinci
| 2010-05-31 10:05
| 国内旅行・散策
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