2009年 04月 14日
フランス旅行(その1)の続きです。引き続き御覧下さい。 《旅行写真集》 4月1日 今からモンサンミッシェルビューホテルを出発し、次の目的地「オンフルール」に向かいます。 モンサンミッシェルの日の出 ホテルを出発する直前、真っ赤な太陽が地平線から顔を出し始めました。慌ててカメラを持って庭に出て、カメラに収めました。 オンフルールへ向かう途中の風景 これらの写真は、全て走行中のバスの車窓から撮影したものです。若干ボケていますが、ご容赦ください。 霧の中に浮かぶ田園風景 林の上に浮かぶ白い太陽 孤木の陰に隠れた白い太陽 水面に影を落とす懐かしい風景 オンフルール 16~17世紀、セーヌ川口に於ける貿易の拠点として栄えました。19世紀に入り、画家や作曲家がその風情ある街並を愛し訪れました。 モーターボートの修理中 港で最初に見かけた風景でした。揺らぐ水面に映る影が魅力的でした。 旧ドックの風景 ターナー、コロー、モネ、クールベ、デュフィー、ドランなどがこの港を描いています。海風とマストのお喋りが聞こえてきそうな町です。 サント・カトリーヌ教会 オンフルールのランドマーク的存在。船大工達によって建造されたフランス最古且つ最大級の木造教会です。 教会と鐘楼 手前に見える木骨組みの家が実に美しい! 鐘楼 教会の向いにある木造の鐘楼で、塔の下にはかって鐘撞きが暮らした住居跡が残っています。 犬を連れた二人の女性 犬の必死な様子が面白い! 見返り坊や? すれ違った直後、振り返ったところをパチリ! 水を飲む犬と鳩 石畳の隙間に溜まっている水を探しながら飲んでいる姿を撮影しました。 魚屋の風景 バスへ戻る途中にある魚屋。沢山の種類の魚が並べられていました。やはり、港町ですね! ルーアン ノルマンディー地方の中心都市であり、人口約10万人。1431年にジャンヌ・ダルクがこの地で火刑に処せられたと言われています。 ノートルダム大聖堂(ルーアン大聖堂) 1145年創建、モネはこの大聖堂の西正面ファサードをモチーフにした絵画を30点以上描いています。 全景 モネが描いた場所からの眺望 斜め前にある家の2階部屋から、天気は勿論、一日の中での光の変化などを描いています。 大聖堂の正面入口 大聖堂の内部 ジャンヌダルクの像や後陣の周歩廊にはノルマンディー公国の公爵たちの像が建っていました。 ジャンヌ・ダルクのステンドグラス ジャンヌ・ダルクの一生を描いたステンドグラスがあり、この部分は「捕らえられた場面」です。 大聖堂を見学に来た子供達 大時計と木骨組の家 この大時計はルーアンの名物です。16世紀のルネッサンス様式で、鐘楼とアーチからなる建物に時計盤が設置されています。 春風に髪をなびかせている少女たち カップルのスナップ写真 犬のいる風景 ジャンヌ・ダルク教会付近の広場での風景です。 騙し絵のある風景 この写真の中に、人間が5人いますが、2人だけが本物です。 マーケット ジャンヌ・ダルク教会の横にあるマーケットを覗いてみました。 パリ 夕方、パリに到着!パリでは自由時間もあり、オルセーやオランジュリーなどの美術館めぐりを楽しみました。 バスから撮影した夕方の街角風景 予想以上に黒人が多いのにビックリしました! 4月2日 午前中は市内観光、午後は自由時間です。 ルーヴル美術館 ミロのヴィーナス ルーヴルの至宝の一つで、1820年にエーゲ海のメロス島で発見されました。紀元前1世紀頃の作と見られています。 サモトラケのニケ 1863年にエーゲ海のサモトラケ島で発見されました。力強さと躍動感に溢れたヘレニズム彫刻の傑作と言われています。 ルーヴル美術館に見に来た人達の表情 先生に引率されてきている子供達 一般の人達 絵画の模写している人 オペラ座 設計者は、当時無名の建築家シャルル・ガルニエ。古典からバロックまで様々な建築様式が混在する豪奢な建物です 全景 オペラ座前の石段で憩う大勢の人々 オペラ座前でふざけている子供達 先生、質問! オペラ座の中で先生の説明を聴き、質問するため手を挙げている子供達 マドレーヌ教会 コリント様式の円柱52本に囲まれた古代ギリシャ風の教会。1764年の着工以来、紆余曲折がありましたが、1842年教会として落成しました。 コンコルド広場 大革命勃発後、ギロチン台が置かれ、ルイ16世やマリー・アントワネットなど1343人の命がこの地で消えました。 アーバン・キャブ この広場で休憩か、客待ちか とにかくゆっくり時間が流れているようでした。 噴水上の女神像とオベリスク このオベリスクは、1833年にエジプトから贈られたルクソール神殿のものです。 豪華な円柱の横に、オベリスクとエッフェルトウを眺めることが出来ます。 コンコルド橋からの眺望 左手にルーヴル、右手にオルセーが見え、遠方に二つの教会の尖塔が確認できます。一つはノートルダム大聖堂、もうひとつは? オルセー美術館 ゴッホの絵を見ている子供達 先生の説明を聴きながらゴッホの絵を鑑賞している様子がほほえましい! ドガの絵を見ている子供達 先生の説明に聞き入る子供達。 館内で電話をしている女性 この女性の服装が気になってカメラに収めました。 床に座ったり、立ったままでメモを取る女学生? 館内のカフェ風景 大時計をバックにお茶する人達 この大時計が非常に印象深く、この構図で撮ってみました。 鑑賞疲れの人達 鑑賞を終えて、疲れ気味の人々が思い思いに休憩している模様をパチリ! オルセー美術館の外の風景 セーヌ河畔のレストラン コンコルド橋近傍にある川に浮かんで建つレストラン オルセー美術館前を通過する「セーヌ川遊覧船」 セーヌ川の落日 夕暮れのアレキサンドル3世橋 パリに架かる橋の中で、最も豪華で、美しい橋と言われています。 日没後のセーヌ川とエッフェル塔 セーヌ川には遊覧船が行き交い、遠くにはエッフェル塔が夕空に聳える景色こそパリの名物の一つと言えるでしょう。 夕暮れ時のシャンゼリゼ通り シャンゼリゼ通りから凱旋門方面を撮影しました。自動車の洪水の先に凱旋門が見えます。 ライトアップされた凱旋門 この写真を撮った後、地下鉄で「サン・ジャック駅」まで帰りました。ホテル到着は10時でした。 4月3日 午前中は、オプショナル・ツアーで「フォンテーヌブローとバルビゾン観光」に参加し、午後は自由時間でした。 バルビゾン 画家達の村。ミレー、コロー、ルソーなどがこの村の素朴な風景に魅せられ、ここに暮らしながら風景画や農民の生活を描きました。 ミレーの住居兼アトリエ ミレーは、午前中は農作業を行い、その後絵を描いていたとのこと。 グランド通りのレストランの看板 ミレーの「晩鐘」をモチーフにしていました。 オテルリー・ド・プレオー グランド通りに面し、昭和天皇をはじめ、各界の著名人が顧客の高級シャトーホテル。 グランド通りの風景 村の目抜き通り、木骨組みの家が美しい! 村の役場兼社交場 結婚式もここで挙行されるとのこと。 フォンテーヌブロー宮殿 フランソワ1世によるルネッサンス様式の館と庭園、ルイ13世~16世のブルボン王朝による古典様式の建物だそうです。 宮殿の門と建物 宮殿を見学に来ていた子供達 先生に引率されて、課外授業として、見学に来ていました。 馬蹄型階段 1814年、ナポレオン1世が流刑先のエルバ島に向かう時、近衛兵たちに別れを告げた処で、「別離のの中庭」ともいわれています。 フォンテーヌブロー宮殿と中庭 宮殿の見学を終えた子供達が帰っていきました。 宮廷の内部 大廻廊 大廻廊の壁には、フランソワ1世の生涯を寓意的に描いたフレスコ画で埋め尽くされています。 図書館 この右手前にある地球儀はナポレオンが愛用したものだそうです。 宮殿の内部装飾品 フランソワ1世の紋章 火を噴く空想上のトカゲ「サラマンダー」 彫刻を施した部屋の装飾品 豪華なゴブラン織りのタペストリー ナポレオンが愛用した煌びやかな椅子 パリに戻り、心惹かれる建物が目に入り、早速バスの車窓から撮影しました。 レストラン「ザ・アメリカン・ドリーム」 飾り物の人形と実際の人とが混在した不思議な光景でした。 昼食後、オランジュリー美術館へ行きました。 オランジュリー美術館 この美術館の目玉は、2つの部屋の全ての壁がモネの「睡蓮」で埋め尽くされていることです。まさに圧巻です。 ロダンのブロンズ像「接吻」と美術館 課外授業の子供達と母親達 モネの「睡蓮」の部屋で、先生の説明を熱心に?聴いていました。本当に幸せな子供達ですね! その後、横にあるルーヴル美術館のカルーゼル庭園に立ち寄りました。 カルーゼル凱旋門 ナポレオン1世の命で、1805年に戦勝を記念して設立。バラ色の円柱に挟まれた6面にはナポレオン軍のレリーフが彫られています。 マロニエの若葉越に見るルーヴル美術館 庭園内を散策する日本人家族 ベビーカーに乗った坊やが、落ちそうで心配しました。 セーヌ川沿いの道をノートルダム大聖堂まで景色を見ながら歩いていきました。 セーヌ河畔から見たシテ島 2つの橋が重なった向こうにシテ島が見える景色は捨てがたい魅力があります。 ノートルダム大聖堂 12世紀ゴシック建築の最高峰。ジャンヌ・ダルクの名誉回復裁判やナポレオン1世の戴冠式など歴史的な舞台になりました。 警視庁の横に見える大聖堂 警視庁の建物は修理中で、外幕には警察の業務内容が解り易く絵で描かれ、親しみがもてました。 前庭から見た大聖堂 沢山の鳩が餌を求めて集まっていました。 ドゥブル橋から眺めた大聖堂 高さ69mの塔が空にまっすぐ伸びた様子は圧巻でした。 いよいよホテルを出発し、シャルル・ド・ゴール空港へ パリの落日 空港へ行くバスの窓から撮影した物です。これで、フランスともお別れです! 今回も最後まで御覧頂き、心から感謝しております。
by mda-vinci
| 2009-04-14 12:46
| 海外旅行
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